ママ撮りLUMIX LX7 in ロンドン [LUMIX G/LX]
700枚近く撮ってきましたが、ロンドンっぽいのでカバー写真はこいつで行きます
Lumix LX7
縮小サイズなのでフォトショップでちょいと明瞭度を上げてますが、LX7のJPEG写真はほとんどの補正要らずでよく撮れていました
Cotswolds
ママ撮り用の常用カメラは、画質が信じられないくらいひどいLumixのFX700なわけだし、iPhone4Sの写真なんぞじゃ、お土産写真としてはつまならないわけで、ちょいと大きいながらLX7を持ってってくれてよかったよかった
旅行前のセッティングでは、内蔵時計を海外モードにし、AFエリアは顔認識多点測距、感度は上限1600オート等にして、カスタムメモリーに登録
誤って何かボタンを押しちゃっても、電源入れ直せばもとに戻るようにしていたつもりだったんですが、後述のとおり、「LXシリーズのこだわり」のアスペクト切り替えとAF/MF切り替えレバーだけはメモリーできないのが悪さしちゃいました
ちなみに、LX7を品定めしていた時に気にかかっていた「手動NDフィルターがうっかり入っちゃうかも?」の懸念は「プログラム線図」の設定でオートにできることが判っていたので問題なし
レンズカバーがない点も、アタッチメントとプロテクター装着してノープロブレムだし、
電子水準器はとくにも意識しなかったと言ってましたが、無意識のうちに合わせちゃうのか、まっすぐな写真がほとんどでした
On the BUS
電動ズームもFX700と同じで違和感はないし、テレ端でも明るいレンズはGF電動ズームやライバル1インチと比べても、やっぱりLX7の強みでしょうか
おまかせiAでは輪郭強調にムラがあるので、Pモードをベースにカスタマイズ&メモリーしてある画質設定も、ほとんどの被写体で狙いどおり不満なし
GreenPark
パレスとテムズ河くだりの日は晴天に恵まれ
写真約700枚と動画8GB分とよく撮ってきてくれました
動画は60Pはやめてインターレースの1080iでしたが、やっぱり難点は録画ボタンを押したときの反応が悪く、撮り損ねや切り損ねはどうしても起こっちゃいますね
もともと、シャッターや操作ボタンの音量をミュートにしていたのがわざわいして、余計気づきにくかったかもと反省
あとは、動画撮影中の静止画撮影がEOSのようなフル画素にならないことがLumixの難点でしょうか
BIG BEN
そんなわけで晴天、曇天に関わらず、1000万画素でぱっと見、大きな破綻や欠点のないLX7
マルチアスペクト24ミリは横でも縦でもデジイチと変わらない感覚で街並みを撮るには最適
もちろん、M4/3やAPS-Cデジイチには高輝度側のねばりとうダイナミックレンジでは及びませんが
ロンドンの空の青さもいい感じ
こいつは視覚的に水平じゃないように見えちゃいますがどうなんでしょうね
Thamesなお、LX7は、いまどきデジカメとしては、GPSとLANは非搭載
広角から望遠までのF値変動が少なくこのセンサーサイズのカメラとしては基本性能は文句なし
Lumixの得意な、やたらに倍率ばかり高くて肝心の画質がひどすぎるタイプよりもずっといい
なお、今回は暗部補正をオフにしたままでしたが、強弱設定でなく「オート」があるともっとよいようにも感じますが、どうしてもという場合にはレタッチ補正を掛けてやると元の画質がいいだけに素材としては十分
あとは、前回記事のとおり、iPhoneカメラのiCloudとGPSのような利便性が加わわって、もうちょいバッテリーを大きくしてくれたら、初心者からベテランまでもってこいの最強コンパクトなんでしょうが、前述のとおり初心者には優しくない、「おごり」が残る「LX」なんでしょうか
さて、不慣れな家族がつかうLX7の欠点・・・
ひとつは、あってもいいけど無効にできる設定がない「アスペクト切り替え」レバー
途中から16:9に切り替わってしまい、それ以降は帰国までずっと16:9のまま
3:2の液晶モニターだし、動画が16:9だから、液晶を見ていても気づきにくいことは確かです
Natural History Museum
かばんからの出し入れやのときなどの不用意にアスペクトが変わってしまう、ちゃちな作りだからもっと気を使うべき
絞りリングは、Aモード以外では無効なわけでメカニカルな操作じゃないはずなので、設定メニューで有効無効を設ければ済むだけ
さらに、AF/MFボタンが不用意に切り替わっちゃうので、はまってしまうと初心者には、これまた気づきにくいわけで、
自然史博物館は、MFに切り替わってしまっていて、やや遠めでフォーカスロックされたままの状態で撮影されていて、
「ふくろう」も「ドードー」も完全にピンボケだったのがちょいと残念でした
自分だったらフォーカスインジケーターがでないのにすぐ気づくし、AFマクロだったらフォーカス合わなきゃシャッターが降りないけど、MFはそのまま取れちゃいますからね
そもそも、フォーカスリングのないLX7でなんでそんなにMFが存在感を主張するのか不思議
いわゆるハイエンドコンデジは、LXではなくGRだったのでこのあたりは経験不足でした
幸い、MFになってることには途中で気づいてもとにもどったのでよかったのですが、16:9はそのまま帰国までずっとそのままでした
Theatre
それでも、単なる切り出しではないマルチアスペクトセンターなだけに16:9なりに横方向の視野角は広いわけで
タブレットでもパソコンでも、フルスクリーンでみると面積がより狭いので自分では絶対に撮らない16:9の縦撮り写真もこうして大きめにブログに貼り付けて見る分にはダイナミックな感じにもなりますね
とはいうものの、やっぱり意図せず変わってしまうリスクのある、アスペクトとMF切り替えレバーの回避策はテープで固定するしかないのでしょうか
マニアだけじゃなく万人向けの設定機能を加えるだけで、LX7の優れた画質や動画性能が旅行用に最強の一台のひとつだと思うんですけどね
www.flickr.com
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確かにこれだけ写れば文句ないですね。
良い旅の思い出となったことでしょう。
by luka (2012-10-15 15:05)
Lukaさんはサンディエゴですね。いいすね
LX7も重いと言ってましたが一般女性の旅カメラとしてはM4/3持たせるより万能です。
写真も期待通りでしたが、手振れをほとんど感じない広角のムービーがよかったかな
by bebe (2012-10-16 01:20)
最近のロンドン風景は、久しぶりで゛す。
自然史博物館の展示品も、雰囲気が出てます。
ロンドン塔の近くの川の眺めも、情趣ありです。
よい写真を拝見できました。カメラも最高ですね。
これからも、撮影の記録を公開して下さいね。
by 桃太郎 (2014-11-02 07:24)