MarkⅢのEOSムービー操作性 [EOS 5DMarkⅢ]
MarkⅢになって我が家のEOS初の電子水準器
電子水準器はGRDigitalⅢで重宝してるし、GX1でもつかってるけど、EOSの電子水準器はどうにもつかいづらい
ライブビューにしなければ電子水準器だけを液晶にもファインダーにも表示できるんですが、まずもってAFポイントと同時表示ができない
ふつうはAFをロックしてから最後に水平を出そうと傾きを調整するのが普通なんだと思うんですが、半押しロックするとファインダーの水準器は消えちゃうし、液晶ライブビューでのEOSムービーでも撮影をはじめると消えてしまう・・・
GX1なら撮影中も常時水準器が表示されてるし、DISPLAYボタン一発で余計な表示をオフにもできるのに比べるともうひとつ使い勝手がよくない
せっかく初期老眼対策したCAVISONのスコープ
もともとがM]arkⅡや7D用の4:3の3インチ液晶用なので、MarkⅢにつけると左右が見えなくなっちゃいました
はじめからわかっていたものの、これまでスウィング式スコープをつけてると回しづらかった電源ボタンが上面モードダイヤル脇に変わって取り回しがよくなったし、動画一発切り替えボタンもついてムービー撮影がやりやすくなったのに、いかんせんRECボタンが隠れちゃうってのはねぇ~
あと、MarkⅢになってから液晶の拡大表示用のボタンがカメラ左側に変わりました
MarkⅡでは、右手親指で拡大してフォーカスあわせて、SETボタンで撮影開始だったのが、拡大ボタンが左手になっちゃったらレンズから手を離さなきゃいけないじゃん
というようなことで、到着日当初はつかえない電子水準器に合わなくなったスコープ。
拡大ボタンの位置、それと代わり映えしないコントラストAFと、MarkⅡのほうがいいんじゃいの?
でもね、発見しましたよ解決策を↓
拡大ボタンは、SETボタンにアサインできることを
ほかにも、これまで静止画用と動画用の切り替えがややこしく、カスタムメモリで対応していた動画用とスチル用の露出シミュレーションモードもシンプルになったりと使い勝手はよくなっています
そんなわけでMarkⅢのEOSムービー編の進化ポイントをまとめてみるとこんな感じ
- 動画専用ダイヤルとRECボタンの独立化(これまではモードダイヤルとSETボタン)
- Mモードで感度オートが選べる
- ダイヤルクリックの代わりにタッチ式調整機能
- 待望のヘッドフォン出力(外付けマイクの作動確認やこすれ音ややフカれは確認できる)
- HDMI出力がフルHD化(先行き外付け電子VFをつかいたい)
- 暗いとこでの三脚水平セット(手持ちはつかえないけどね)
- 見やすくなった背面液晶
- 記録モードにフレーム圧縮が選べるようになった(ファイルサイズがでかいけど)
- タイムコード表示
動画圧縮モードやタイムコードに関しては、素人用途ではどっちでもいい機能ですが 、とくに確実によくなったのが、Mモードでの自動感度が選べることと手動感度切り替え時にタッチ式で感度が切り替えられること。これにマイクで雑音チェックができることがナイス
MarkⅡ登場時にはそもそもマニュアル露出そのものが搭載されてなかったくらいですからね
その他動画の画質面では
- オートピクチャースタイルとALO設定ができること(MarkⅡでALOが効いてたのかな?)
- 高感度低ノイズ化
高感度化はムービーでは上限12800どまりのようですが、個人的にはそもそもそんな高感度は緊急用ですが、
ISO6400でのムービー画質は家庭用液晶やプラズマでみる分には文句なし
もちろんF1.4レンズならさらにアドバンテージはあるんでしょうが、16-35をムービー用に残した決め手は画角だけじゃなくて、MarkⅢと組み合わせたときのスタイリングです
角ばったMarkⅡには24mmレンズが合うし、丸くてちょいと新しくなったMarkⅢと16-35mmの長さのバランスがもったときも、外観もかっこよく見えるんですね
24mmF1.4は手放しちゃいましたが、そのうち手ぶれ補正搭載の24mmを試してみたいかな?
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