GH1 さんぽムービー

G1からGH1にアップグレードして2週間

GH1の動画性能は、フルHDはクセがあるものの、1280×720のSHモードでは、GF1やおそらく新しいG2よりも優れているところで、運動会や街中試し撮りをしたもの全部ディスクに焼いて、DIGA再生／プラズマの近接視聴をしたところ、フルHDよりも60PのSHモードがよいようです

もちろんGH1ではビューファインダーやバリアングル液晶がつかえる撮りやすさはもちろんのこと、マルチアスペクトセンサーによる16:9の画角はGF1より広いし、内蔵マイクもステレオ仕様

GF1では揺れ押さえに苦労する手ブレ吸収も、14-45の200gの手ブレ補正レンズとのコンビは安定感も抜群なので現状では最強の散歩ムービーでしょう

GH1×14-45mmVARIO　MEGA O.I.S

声はすれどもなかなか見えない声の主を捉えるには焦点距離の短さがネックですが、かりに重い純正14-140レンズをつけたら、さんぽムービーには不適格でしょう


最近覚えたカスタマイズによる、撮影前にピントと露出を固定できる「親指AE/AFロック機能」をつかうとネイチャー、アクティブのどちらの被写体にも追従できます

しいていえば、撮影中に再度AE/AFロックができるともっといいんですけどね

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なお、今回のムービー編集も現在試験的につかっているカノープスのEDIUS Neoの新バージョン Neo2 booster

新エンジンになって、AVCHDをネイティブのまま読み込んでも編集動作が軽くなり、手を加えつつレンダリングをかけながら編集を進めていくと、安定して 編集ができるようになりました
・・が、結局のところビデオスタジオのようにスマートレンダリングには対応してないので最終出力時に待たされること は同じなんですけどね

とまあ、時間はかかっても安定して動いてくれれば問題はないんですが、EdiusにはDVDやSDカードへのAVCHD出力機能はなく、ファイル出力かBDMVしかサポートされていないのがニーズに合わない

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ちなみに、我が家のAVCHD方式のカメラはパナソニックTM350とLumixの三台

TM350は付属ソフトのHD Writer、LumixデジカメはPthotofunStudioでブルーレイディスクやDVD-RへのAVCHDに書き出ししたり、SDカードに出力 してからDIGAでBD-REに保存したりと、保存性に関しては低スペックパソコンでも十分なんですが、どちらのソフトもそれぞれ対応するカメラで記録されたものしか読み込まない仕様なんですね



また、カット編集はできるもののYouTubeにアップする等、結合されたファイル出力機能はないので、必然的にエンコーダーソフトやビデオ編集ソフトに頼らざるを得ません

スマートレンダリングに対応しているビデオスタジオの場合、AVCHDファイルのネイティブのままだと必ずクラッシュしちゃうので、事前にペガシスのエンコーダーでBDMV準拠のフルHDのMPEG2に変換してから編集をしてるんですが、Youtube用にちょちょいと気軽に編集するのはちょいと手間なんですね


なにより、長年Adobe　Premiereの愛用者としては、エディウスのインターフェイスは戸惑うことばかり
AVCHD対応の遅れていたPremiereも最新バージョンではかなり強化されたようですが、最近は凝った編集を頼まれる機会もなく、要求されるマシンスペックも足りないので、このままPremiereとも縁が切れそうですが仕方ないですね

とりあえず、EdiusNeo2の「Booster」は、我が家のPentium4のパソコンでもSHモードのAVCHDに関しては、編集中にプレビュー用のレンダリングをかけながら進めていくと効用は抜群なので、ちょくちょくつかうようにしましょうかね


GH1　14-45　

蛇足ながら、GH1のバリアングル液晶は、並んで座ったこどもの顔もこのとおりスチルもムービーも撮影可能

動画モードでシャッター優先と感度固定ができるのはGH1だけの特権
EOSムービーと同じく、ビデオカメラにはない広角と関東地区でシャッター1/50秒で撮れるメリットは万能です

・・・願わくば、300gに押さえたF2.8のMEGA O.I.Sレンズを開発してほしいものです

APS-CのSONY NEXには絶対できないであろう、世界最軽量の小型大口径ズームレンズ開発をM4/3陣営に期待を寄せてます