初AVCHD 運動会ムービー [TM350]
去年の秋に買ったはじめてのAVCHDムービー=PanasonicTM350
AVCHDムービーで運動会を撮るのは今年がはじめて
去年は雨に降られつつも我が家最後のHDVカメラとなった「XH A1」とビデオ用三脚でしたが、なんとまあ撮りにくいこと
自分にとっては運動会といえば、年間行事ではずせないわけで、姪っ子(いまは20歳)の幼稚園の頃から、アナログ8、Hi8、DV、HDVと撮り続け、カメラや三脚やコントローラー等の撮影機材のグレードアップを重ねてきました
リモコン端子もないハンディカメラはやはりというか撮り難かったです
- 1年生:SONY HDR-FX1(3CCD・HDV)
- 2年生:SONY HDR-FX7(3CMOS・HDV)
- 3年生:SONY HDR-HC1(CMOS・HDV)
- 4年生:Canon XH A1(3CCD・HDV)
というわけで5年目の今年のメインビデオはこの布陣
三脚:スリック
レベラー:FLM
雲台:ベルボン
マイク:ビクター(ステレオ・プラグインパワー)
外部マイクは、ステレオ録画のため(内蔵マイクは強制的に5.1chのわりには臨場感はないし音の明瞭度もひどい)
途中、手持ちで撮ったときにミニブラグのコネクタが半分抜けて音が撮れてなかったり・・・
抜けないキヤノン端子やSONY純正のような専用接点タイプが安心ですね
また、ファインダーはアイカップを無理やり取り付けたものの、いかんせん小さいビューファーと角度は変えられないから三脚ではほとんど使い道なし・・・
三脚と雲台は、先日FLMのレベラーのおかげでパンニングの水平も撮れるようになったものの、軽量なカーボン脚が災いして、しっかり抑えないと三脚ごと動いちゃう
それでも場所移動のときは、カメラ付けたままでも2.5k程度とビデオ用三脚単体よりも軽いのがなんともありがたいことも確かです
ベルボンの雲台は、このカメラにはまあ適正なんでしょうが、オイルフリュードの動きビデオ用三脚と比べるとやはりつらい上にパン棒リモコンの代わりに左手でズームレバーの微妙な操作は、修練が必要です
極めつけは、カメラ本体のマニュアルの操作性
露出は曇天のおかげでNDフィルターなしのままシャッター優先1/60秒がキープできましたが、TM350には独立したAEロックやフォーカスロックボタンがないのがほんとに不便
前にも触れたように、TM350は手持ち撮影時には使い易いMFボタンとリングによるフォーカシングも、三脚に載せて液晶を開いて三脚に載せる使い方だと、液晶がじゃまでボタン操作もやりづらい
この点は同じハンディタイプでもSONYのHC1やA1JのタッチセンサーでのAFポイントは実用性が高かったですね
撮影 EOS5D
なお、TM350にも同様に、液晶タッチ式の「おっかけフォーカス」もあるんですが、指タッチしてAFと露出がロックオンされちゃうものの、勝手に追いかけてくれるのは余計な仕様
赤い帽子にロックオンとか試してみたものの、カメラがポイントを見失なっちゃうと無秩序状態で背景にピントもってかれちゃったりとAiも、まだまだですね
どっちにしても、「玉入れ」を筆頭に予測できないターゲットを見逃さない肝心な性能は、なんぼ望遠が効いても、小さく粗いビューファインダーがついてるだけマシっていうところでしょうか?
撮影 EOS5D
なお、「顔認識&個人認証」機能も、こんな感じで距離が離れて顔がいっぱいでてくると、自分の子に合わせ続けることはおそらく不可能
実際には、MFボタンを押してからピントリングで拡大フォーカスと被写界深度に頼ったほうがよっぽど正確に追える気がしました
素人カメラマンの三脚ビデオ撮影の腕の見せ所の紅白リレー
望遠が効かない分、今年はお友達のパパさんが早朝から押さえていた特等席から撮らせてもらったもののカメラのパンする範囲が大きいのと、やっぱり右手でパン棒もって左指ズームするってのが難しい
※今回は480pのMPEG2でアップロードしています
MPEG2右手に集中してパンとズームが操作できると水平パンが上下にブレないんですが、今年の春モデルのハンディAVCHDではSONYのCanonがリモート端子が復活しているのがこういうときには羨ましい点ですね
TM350を選んだときはリモートとビューファーがついてるのはSONYのHDDタイプしかなかったんですよね
あとはニューフェイスのGH1動画の実力やEOSムービーの運動会での実用性も実験したりと、「いまどきムービー」に求められる撮影テクニックのいい勉強になりました
次回、デジイチムービー運動会撮りにつづく
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