K-xへの進化 [PENTAX]
*istDS2、LUMIXに続く、我が家の「歳末」ニューデジイチラッシュ第三弾
PENTAX「K-x」登場
このところAFなら5DMarkII、MFならニコンD40と、落ち着いてたのに、実家のカメラ入れ替え騒動のおこぼれで*istとGF1がやってきてからあわただしく、今度はK-xです
ビデオカメラの整理を含め今年はほんとに入れ替わりが多い年になりました
デジタル一眼に関しては、ニコンD200で年が開け(関連記事)、D90、5DMarkII・・・、D40は一度手放し買い直しています
さて、今回のテーマはふたつ
- 2006年モデルの*istと現行モデルのK-xとどっちがいいか・・・?
- 魚眼レンズはこのまま残すべきか?
前回記事でも触れましたが、このK-xは、中古でダブルズームキットの調達した実家から、本体と標準ズームが送られてきたものです
普通に考えれば、新しいほうが画質はいいだろしライブビューも手ブレ補正もついて機能も多彩なんでしょうが、K-xに関する予備知識ではコストダウンによる「肝心な」ところの省略が果たしてどうなのか?
*istDS2がやってきたときは、レンズ選びについては、5DやD40との棲み分けを考慮しつつ、最終的魚眼ズームになった(関連記事)んですが、手ブレ補正のK-xなら別のチョイスもあるんじゃないかと、K-xを触りながら考えてみることにします
まず、istとK-Xの強みはライブビューといまどき風のGUI
GUIの進化に関しては、D40と同様に上面のサブパネルが省略されているのとのトレードオフの関係で致し方なしというところでしょうか
液晶の視野角やコントラストもistとは段違いによくなっています
片やライブビュー
昨晩の表参道三脚撮りではやはりライブビューと手ブレ補正の恩恵を感じただけに、三脚をつかうなら、ファインダー倍率よりも断然ライブビューのほうが視認性がよいわけで、「魚眼+風景+三脚」でバッチリつかえるのはK-xなんでしょうか
そもそもニコンD5000が自分にとってはバリアングルとでかいサイズが気に入らなくて、D3000に期待していたライブビューはなしだったこともあって、D40にないライブビュー機能は、ボディ手ブレという点でistとD40をもってるより棲み分けが明確です
D40ではきっちり追い込めなかったフォクトレンダーのカラースコパー20mmも、K-xなら本領を発揮できそうです
K-Xの操作性
「INFO」ボタンを押すと設定項目が一画面で確認と変更ができるのはいいんですが、十字キーで項目を選びダイヤルで変更する方式なんですが、GRのように前後ダイヤルで操作に慣れていると最初戸惑います
このモードの並び順や登録項目をニコンD40の「マイメニュー」のようにカスタマイズできるともっと使いやすいんでしょうがファームアップとかで対応してほしいものです
なお、液晶サイズが大きくなったために、istでは左手の位置にあった「MENU」や「INFO」ボタンが右手操作になっているのはKissシリーズと同じ傾向で決して使いやすくはなっていないので、ここもGRのように背面ダイヤルをプッシュ式にしてINFOボタンと決定機能を割り当ててくれるとコストも掛からずもっと使いやすいんだと思うんですけどね
バッテリー
K-xは、istと同じく単三型の電池4本なんですが・・・
電池室の形状が違い、istではつかえていたチャージできるリチウム電池がつかえないようになってます
なのでK-x用には、サンヨーのエネループを買いました
istでつかえていたこのリチウム電池は軽くてよかったんですけどね
ちょいと残念
キットズーム
白や赤のカラーリングモデルだとキットズームがK-xを楽しむ上で重要なポイントなんでしょうが、ブラックボディに黒ズームなのできわめて「普通」です
プラマウントなのはいいんですが、PENTAXのいいところは、切り替え操作なしでフォーカスアシストができる点が美点なんですがキットのズームはこの機能が省略されているようです
キットズームでMFアシストをどれだけつかうかどうかは判断に迷うところですが、動画時にはこれがあるとないでは大違いです
D40のキットズームと並べてみる
この状態では、手ブレ補正があるPENTAXのほうが一般には強みがあります
望遠域になるとレンズ手ブレのほうがファインダーが安定するのでニコン・キヤノン方式のほうがフォーカシングも安定していいんでしょうが標準ズームの焦点距離ではボディ側でもレンズ側でも差はないんでしょうね
キットズームの写りはflickrにて
こどもに持たせてみましたが、黄色いカラーリングとかだともっと興味をもつかもしれませんね(ちょいと重そうでしたが)
また、K-xの連写は秒4.7コマと我が家のカメラでは最速です
フォーカス精度はともかく、D40の癒し系・脱力系でもなく、EOS二桁系のような気合系でもなく独特のシャッターですね
ライブビュー機能や連写速度も含め、ニコンD90に近い感覚はありますね
さて、本題その2
K-xと魚眼ズーム
キットズームは自分ではおそらく使わないし、*istでは見送った大口径のリミテッドシリーズを再考してみるものの、AF精度は*istと変らない感じだし、ファインダーは小さいし、おまけにスーパーインポーズがでないというだけで明るいレンズでMF撮りを楽しもうという気は*istDS2よりも気が乗らない
ライブビューがつかえるとリミテッドの21mmや15mmの広角寄りの単焦点も試してみたくなりますが、広角だったら魚眼でいいじゃん・・・ということも確かです
となるとD40とのスモールデジイチの組み合わせだと、このコンビがやはり落ち着きどころなのか?
唯一、14mmのF2.8は魅力を感じるものの、魚眼ズームより100gも重い
別案としてはスプリットスクリーンに換えたD40ではつかいにくかったフォクトレンダーカラースコパー20mmのKマウント用を買い直せば、電子接点アダプターで再度5Dにもつかえるようになって一石二長なプランも浮かびます
・・がいつもライブビューで撮るわけでなし、これもどうせならK-7のファインダーとかで使いたくなりそうです
あるいは、絞りリングのあるFAリミテッド77mmとかなら普段はAF、マウント変換で5D、LUMIX GF1への使いまわしをするとコストパフォーマンスが高そうです
SR(手ブレ補正)が効いていいっすね~・・魚眼とDS2を元手に売り払って買えないもんですかね~
とはいうものの、魚眼ズームにK-xのライブビューとSRが加わると、*istとのコンビネーションよりも活躍の場が広がることも確かです
効果の程度は未検証ですが、K-xにはレンズの収差補正機能もあります
ただし、収差補正をオンにすると撮影後の液晶表示までかなり待たされるのが、5Dと違ってイマイチなところなんですねぇ~
ちなみに、これでガラスにぴったりくっつけた状態ですね
というわけで、ライブビュー魚眼でもうしばらくは楽しみましょうかね~
歪みがないのならHS300も候補に入れたいと思います。
早いパンはそこまでしないと思うので大丈夫かと・・・
今回この2機種に絞る際の基準は
・3CCD
・フルHD
・HDD又はSDHC記録
+
・かっこいい
・安い
HD7を選んだのはHDD又はSDHCに記録出来るからです。
面倒くさがりといいますか、記録媒体にテープを用いるのは性に合いません。また「かっこいい」というのも理由の一つです。
それに、オークションで4万円程で手に入る安さも重要でした。
CanonのA1の問題は大きさではなく、その価格です。
高校生の私にはかなりオーバーしてしまいます。
それに使いこなせません(笑)
アドバイスありがとうございました。
by teen (2009-12-20 16:36)
フォクトレンダー カラースコパー20mmの Kマウントは
5Dマーク2用に ぜひ欲しい所ですね
GF1と NikonD300sを使うにゃんは コンパクトな
GF1が あまりにオートフォーカスが良くできているため
大きく重い D300の出番が なくなっているほどです。
by にゃん (2009-12-23 03:26)
teenさん
なんと高校生でしたか!
ビデオをがんがん振り回して楽しく撮れるカメラがいいですね
オプションのワイコンの径や予備バッテリーも含めてトータルのコストも考慮にいれて選んでみてくださいね
by bebe (2009-12-23 18:04)
にゃんさん
カラースコパーをマウントアダプターで5Dにつかうといい写りでしたが、絞ると暗くなるので5D用途なら最初から、CANON用を選んだほうがいいんですよね
GF1のAFは動画でもニコンDムービーとは月とスッポンですね
GF1は20mmと望遠系を追加して持ち歩くことを考えると、45-200を追加したいところですが、どうせなら14-140のほうがつぶしが効きそうですね
by bebe (2009-12-23 18:09)