EF70-200mmF2.8と三脚 [EOS 5DMarkⅡ]
前記事で動画掲載したとおり、5D動画用にEF70-200F2.8を調達しました。
「主(あるじ)」=XH A1(関連記事)を失ったダイワのVT-820がどうにも気の毒だし、望遠で動画がどこまでつかいこなせるものかを実地で試してみないことにはね
表示どおりの70-200mmなので、XH A1のような650mm超の電動望遠ズームのようなわけにはいかないのは端から承知の上で、当初はシグマの50-500mmや140-500mmあたりとも迷ったんですが、動画開始前の位相差AFがDムービーのコントラストAFとは雲泥の違いの5D動画機能を生かすいは純正レンズのリングUSM。それも定評ある70-200ってのがまずは王道でしょう
スチル使用のことも考慮すればIS付をチョイスするのがこれまた王道なのは承知の上だし、F4のISという選択肢もあったんですが、そもそも手持ちでムービーを撮ることは考えられないし、スローシャッターのつかえない動画では開放F値はできるだけ大きいほうがよいのは必定です
HDVのXH A1は、換算32.5mm-650mmの開放F値がF1.6-3.5の手ブレ補正に対しては、広角側は28mmのF1.8があれば低照度でも十分対抗できるし、将来的にF1.4の24mmという発展もある
ただ、望遠側はビデオのようにパン棒リモコンズームがつかえないデジイチ動画の場合は、あまり長いレンズのだとよほど三脚を強化しないと撮影中のズームやマニュアルフォーカシングはちょいときびしい
いまのところ5DMARKⅡの動画専用のリモートスイッチは発売されていませんが、赤外線リモコンで動画トリガーがつかえることは調査済みです
そんなわけで、70-200のF2.8とVT-820
カウンターバランスはないものの、スライドシューのおかげでバランスは完全に取れます
もっとも、レンズの三脚座につけるのでスライド調整する必要もないくらいなんですけどね
とはいえ、いつもVT-820をつかうのも大げさなので、ジッツオのバサルトと併用することになります
バサルト+スリックのグリップ雲台は、強度的には加重オーバーな感はぬぐえませんが、70-200でもけっこういけます
雲台を強化すればさらにいいんですが、グリップ雲台の使いやすさとどっちがいいかと聞かれる迷いどころです
ここで問題になるのは、シューの取替え・・・
三脚をふたつ持ち出すことはないのですが、スリックのマグネシューのベースをもうひとつ調達して、VT-820とバサルトにつけておくことになりそうです
広角レンズをつかうときは5D本体にプレートを取り付け、70-200をつかうときは取り替えるなりスペアプレートをつけておくとレンズ交換が手早くできますね
今回、試してみたら強度的にはマグネシューはやや難はあるものの、スペアプレートのひとつが経年劣化でガタつきがでてましたから、プレートを買い直すついでにやはりもうワンセット調達ですね
タグ:70-200mm
うんうん、すごい勉強になります!
by f-design (2009-06-28 10:15)
お~!ニッパチズームだ・・・
確かに勉強になる。
by のりたま (2009-06-28 20:41)