SSブログ

FX1用三脚 VT-820 [HDV(HDR-FX1)]

我が家で2年半ぶりに戻ってきたFX1(前回記事

ただ戻ってくるだけじゃ、以前の不満を抱えたままになるわけで、いっしょに三脚を調達しました

HDR-FX1+スリックDAIWA VT-820

20090319-061435

4:3のDV時代から、広角16:9のハイビジョンカムコーダーになって、32型のHDトリニトロンや90インチのスクリーンで見るようになると、画面の傾きやわずかな手ブレが許容できなくなり、三脚撮りが必須になってしまいました

いちおう専用のショルダーブレース(関連コラム)とかで試みたものの、もともと2kgを超える「ハンディ」カムが、さらに重厚長大化して、ホームムービーとしては出番が減ってしまったこれまでの変遷があります

一方でスチル撮影のメインが、デジイチになるとなおさら、デジイチとFX1をふたつもってでかけるのは困難になり、「HDV」テーマのブログのはずが、ほとんどがデジカメ記事になってきたのはご周知のとおり

ま、どっちにしても日常撮影はD90の「Dムービー」にまかせ、今回の「出戻りFX1プラン」にあたっては、どっちにしても三脚必須のネイチャー撮り機としては、いまのリーベックの650DVではFX1では、強度やヘッドに不満がでるのはわかっていたので三脚をワングレードあげてみることにしました


今後のビデオ撮影おでかけセット
2642399


ビデオバッグもKATAあたりで新調したいところですが、ま、当面はメッセンジャーバッグに収まるでしょう
デジイチももってくときは、スリングバックパックになると思います

さて、FX1の復活用に調達した三脚
いままでのリーベック650DVもHC1やA1Jではジャストサイズだし、FX7でもワイコンさえつけなければ問題なかったんですが、FX1の場合は撮影中にボディ側面の操作ボタンを動かしたりするには650DVではちょいと役不足(650DVとFX1)


650DVからのアップグレードでは、同じリーベックの22DVと今回のダイワVT820と迷ったんですが、運搬時の重さ(1kg違い)のことでこちらになりました
おそらくFX1には、以前のようにショルダーブレースをつけたりワイコンつけたりはしないでしょうしね

リーベックの入門モデル650DVとダイワのVT820
20090317-234950sankyaku.jpg
重さはどちらも3kgちょいですが、定価ベースでも実売でも値段は倍のVT820
脚の剛性感は格段に強いわけではなありませんが、ミッドスプレッダが広げてもロックできたりします

20090317-235212blog.jpg
VT820の特徴はカウンターバランスのない代わりに、前後重量のバランスはスライドシューで取るタイプ

カメラ底部への取り付けネジはコイン式なのがちょっと面倒な気もしますが、FX1にはつけっぱなしにして、別途D90を望遠ズームでつかう(かも)用には、スペアプレートを買ってマグネシューで脱着できるようにしようと思ってます

20090319-061403

実際につかってみると、650DVより粘性が高く、ティルトネジを緩めた状態でこの角度でもぴたりと止まるのが650DVとの一番の違い
ズームリモコンはリーベック製をそのままつかうことにして、そのうち機会があればマンフロットに取り替えてみたい

参考にしたビデオサロン通販ページ

LS-22DV http://www.genkosha.com/sp/2008/11/ls22dv.html (動画あり)
VT-820 http://www.genkosha.co.jp/np/detail.do?goods_id=543


FX1の操作性

セッティングのしやすさや撮影時の安定感やヘッドの粘り等は実際に外に持ち出してみないと体感できないんですが、ひさしぶりのFX1をグレードアップした三脚に乗せて、操作してみると、以前とはまったく別物のカメラのように感じます2642400

このところのDムービーの撮り辛さと比べると、プロ機に準じた動画専用ハンディカムのFX1の操作性は抜群で、安定度と滑らかさの増した三脚に乗せFX1は気持ちよいもんです

タッチ液晶式のHC1ベースの業務用AIJと比べるとすべての専用独立機能のボタンがFX1や業務用のZ1Jの操作性のよさ

後継のFX7との違いは、アイリスとシャッターとゲインが独立していること
FX7がデジイチのプログラムシフト的につかえる機能があったのに比べ、FX1の場合は、SS優先、絞り優先でISO感度の相当するゲインが三段階で切り替えて、それぞれゲイン値をカスタマイズできます

スチルと違って、シャッターは1/60秒固定(オートでも基本は1/60秒)で撮るわけで、アイリスダイヤルと内蔵のNDフィルターで深度調整するにも、独立タイプのほうがやり易い

アイリス(絞り)も、ピクチャープロファイルごとに、絞りの上限を設定できたりと、よくできたカメラです

マニュアルフォーカスと電子式ズームレバーのトルク感も、うちにあるすべての一眼レンズより感触もよく、大きなVFに3.5型の液晶でのMFも、このところDムービーで修練を積んできた成果がFX1で発揮されたのがなんとなく自己満悦だったりします
2642558
(クリックで拡大 ボタンも見えます)

そんなわけで、5DMarkⅡのフルサイズ動画への好奇心は保留のままにして、空白期間にデジイチで培った感覚を加えてのFX1再デビュー

実際、そんなに持ち出す機会は少ないかもしれませんが重さとDムービーに負けない夜景、ネイチャー撮りにいそしんでみたいもんです

イメージャーサイズの大きいD90のDムービーのようなボケを得るには、テレ側でないとむずかしいんですが、1/3インチCCDのFX1もレンズはF1.6~F2.8の12倍ズーム(スペック表)なので結構いけます

以前にFX1で撮った動画

マクロレンズのDムービーのようなわけにはいきませんが、広角なら結構寄れるし、NDフィルタ搭載のおかげで絞りは開放寄りで撮れるからそれなりに浅い深度で撮れます

動画専用マシンらしく、大きなVFや液晶画面にリモコンズーム

マニュアルフォーカス時にデジタル表示される距離メーターやピーキングや露出用のゼブラ表示等、NDフィルター内蔵で、5DMarkⅡやD90よりは格段に撮りやすい専用機で撮るのは気持ちよいこともありますね

大画面のプラズマあたりを買ったら、もっと積極的に出番が増えるかも???ですね


タグ:HDR-FX1
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0