F100fd 28mmコンパクト [Finepix]
初代のGRを買った頃には、28mmは他に選択肢はなったけど最近はP社が火牽引役になって新しいトレンドですな
F100fdとGRDigitalⅡの28mm広角同士
単焦点GRと違って、ズームカメラの場合は、広角すぎでアングルに困ることもないわけで、多少、歪曲があろうが、広いに越したことはありませんね
歪みはさておき、ズームレンズの場合は、広角化のトレードオフで開放F値が暗くなるので、さしものFUJINONもこのローコストモデルじゃ、暗くなっても仕方ないですね
でもまあ、ユーザーの身になってみれば、画素数も増えて、感度特性も悪くなる一方でレンズまで暗くなられちゃねぇ~
その点、単焦点28mmのGRレンズのF2.4は、同じ感度ならシャッターが速く切れるし、液晶ライブビューを見てるだけでも、歪みの少なさに際立ちますね
GRDigitalⅡ(上)とF100fd(下)
どちらも28mm・感度400のオートモード
GRが絞り優先F2.4の1/500秒に対し、F100fdは、F3.3の1/160秒
GRが風景用という向きもいらっしゃいますが、最近のフジフィルムは、高感度を売りにするよりダイナミックレンジ拡張が宣伝句ですからね
「蝦原友里、世界遺産を撮る」 http://ebi-navi.com/
「風景」をアピールするなら、F100fdにも「フジクローム」だけじゃなくて、S100fsのようなフィルムシュミレーションモード+ブラケット機能を搭載してほしかったもんですね
関係ないけど、蝦ちゃん持ってるの、黒ボディだね
仕方ないので、ひさしぶりにFクロームで撮ってみましたが、F10と基本的に同じ発色
F100fd Fクローム
F100fd スタンダード
こうしてみると、ほかには白黒以外にないってのもさみしい気がしますが、D40やG7みたいにいろいろありすぎでも迷うので、これくらいがいいのか?
蛇足ながら、GRとF100fdの液晶モニター比べ
「Ⅱ」になって2.7型とわずかに液晶サイズが大きくなったGR
どっちも遜色なく綺麗な表示ですが、F100fdの液晶は「パワーアップ」モードにすると、ライブビューが、ビデオカメラ並みに「むちゃくむちゃ」滑らかになります
ただ、その分バッテリー消耗が早いのが玉に瑕
もともと、こんなに薄くなっちゃってますしね
CIPA500枚のF10用と比べるとあっという間に息切れしちゃいそうです
さて、我が家の現役コンデジ隊にF100fdが加わり、すべて10Mオーバー化されましたが、高感度に強いのは一台もない
G7はEOS用のストロボでE-TTLやバウンスが使えるし、GRもマニュアル露出ながらストロボが使えるのに比べると、名ばかり「高感度」の12MFinepixは立場がない
でもまあ、不満もあるけどF100fdのこのフォルム
この週末、触り続けて、ようやく手になじんできたF100fdの微妙な指がかりのよいへこんだ曲面
オーナーになってみると、なかなかよく考えられたデザインだなぁと徐々に愛着が沸いて来ます
上部は、電源ボタンとシャッターとズームとすっきりしてますが、やっぱりあると便利な専用ダイヤル
もし、G7を嫁さんに預けるなら感度設定はどこにするかですね
F100fdもG7も多機能さは抜群ながら、やはり感度400以上で撮れるのは、どれよりも画素数が少なく、サイズの大きいデジイチしかないものの、D40はやたらに感度アップとスローシャッターになるのが、実際には使いづらい
撮影:F100fd マニュアルモード ISO100
そのくせ、感度変更のメニュー階層は、F100fdより面倒だったりします
F100fd 12Mモード 4000×3000pix(Fine) ISO100
こうしてみると基本感度で手ブレ補正付の28mm・・・素性はいいんですけどね~
画素数競争のさなか、高感度画質は望めない時代ですが、F100fdに注文したい点は、記録画素数や感度を自由に組み合わせてメモリーできるカスタムモードですかね
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