EOS 40D 「いきなり航空ショー」プロローグ編 [航空ショー]
ブルーインパルス20D&HV10編のつづき
(今回は結構長編)
今回ネタの主役は、航空ショーの4日前にEOS40DとEF-S17-85をキットを買って、IXYコンデジからデジイチデビューしたばかりの「拓海くん(仮名)」です
「EOS40D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM」
(撮影20D EF50mmF1.8Ⅱ)
「拓海くん」は、今年の富士F1GPで、IXYもって観戦にいったものの、撮った写真が全滅だったらしく、それからこの航空ショーまでのあいだに、私からの吹き込みもあり、当人なりにあれこれ研究しつつ、デジイチデビューを決断し、ボディは40Dに決定。
また、ボディは早々と決まったが、さんざん迷ったのがレンズ。
デジイチもフィルム一眼も撮ったことない人にとっては、「開放F値」や「解像力」っていう未知のものより、気になるのは「ズーム倍率」と「手ブレ補正」と「キヤノン純正」
私のつたない経験的にも、レンズがいいほうが失敗は少ないことは確かだし、標準レンズとしては重いのは億劫だし、寄れないのも不便・・・ということもあって、オススメはシグマの18-70マクロとキヤノンの70-300ISだったんだけど、最後の決断は、「セット価格」のお得さで、17-85の定番標準ズームに落着きました
どうせなら、いきなり17-55のF2.8のほうが、幸せ度は高いだろうけど、まあそのあたりはいずれってことで、航空ショーはうちのタムロン28-300XRDiを使うということで、いざ航空ショーへ
さて、航空ショーの朝
午前8時に、JR池袋駅の「ロッテリア」待ち合わせの予定が、私が出がけに急遽、荷物の多さに、HDR-FX7を断念して、HV10に切り替えたりしてもたついたせいで予定より30分遅れ
「拓海くん」に『ごめんよ、ちょっと遅れるね』メールしたら、池袋駅はキャリーバックもったカメラ小僧(おやじも)であふれているという報告が帰ってきた
「こりゃすっかり出遅れたかな?」と思ったが、肩にかけた20D+シグマズームで、ひさしぶりの高田馬場で予行演習
盗撮と思われないように空に向けてCMOSのゴミチェックもOKなり
すっかり遅れてしまったが、西武線ホームで合流し、始発の急行に乗っていざ入間基地へ
毎日、通ってるひとも多いんでしょうが・・・遠い
車内には、カメラぶらさげた人もいたけど、気合の入った人達は、とっくに30分以上前の電車でいったらしい
約1時間ほどで「入間基地」へ到着。「稲荷山公園駅」ってとこです
特設の青空PASMO改札をくぐると、すでにご覧の通りのものすごい人出
(GRデジタル)
まだ9時半だってのに、ショーにいくためには下り電車チームの人々は(自分もだけど)、「開かずの踏み切り」でいきなり堰きとめられちゃう状態でした
まあ、あわてても仕方ないのでHV10を腰バッグから取り出して、ひさしぶりに状況説明の「語り」入れながら、記念撮影
今回の航空祭は、知り合いからいただいた「招待状」を持参してるので、入り口で受付済ませると、マイクロバスに案内されて一番奥の会場へまっしぐら
招待状にもランクがあるようで、二人は「幕の内」まで入っていいらしく、まさにVIP席
天候は、ご覧のような鉛色の曇天
パイプ椅子が並んだ席のほぼ中央の最前列に陣撮り、いざ撮影開始
「拓海くん」はレンズをタムロンズームにつけかえ、私はとりあえずGRにワイコンつけて撮影
拓海くんの最初の飛行機
(EOS40D 300ミリ F9 1/500秒 ISO400オート Pモード)
40Dの「P」モードは、自動感度設定ができるのが新しい
上限設定や固定もできるはずなんだけど、とりあえず曇天だし、初心者だし、私も的確なアドバイスができるわけでなし感度も絞りもシャッターもオート任せでスタート
眼前の戦闘機たちはすでに出番が終わったのか・・?
(GRデジタル 純正ワイコン装着4.4ミリ(換算21ミリ) F5.6 ISO64)
午前中の「前座」タイムは、拓海くんは2本のレンズと40D、私は、HV10と20DとGRで、輸送機の編隊やパラシュートの落下、ヘリによる災害時の救出などのお披露目を、秒間6.5コマの高速連写の音とともに、次々にCFカードに収めていました
40Dでのタムロン28-300の画質やAF精度やらを見てやろうと思ったものの、とにかく撮った枚数が半端じゃない
自分の20Dのとあわせると全部で1500枚以上手元にあるし、そもそも300ミリの1000万画素と150ミリ800万画素の20D写真を同じサイズで比べて批評すること自体が難しい
今回は40Dとタムロン28-300の画像
当人いわく、構図もへったくれもなくズームで寄ってファインダーに収めてシャッター切るのが精一杯
いっぽう、自分はGRに魚眼つけたりしながら、ブルーインパルスに備えてHDV撮影の安定撮影の予行演習
(GRデジタル raynox)
もちろん、20DとAPO50-150でも撮りましたが、この曇天じゃあ気が乗りません
(20D シグマAPO50-150 150ミリ F4 1/4000秒 ISO200)
150ミリじゃあ寄るのも限界がありますが、なんとかかっこよさげな構図を狙ってみますがこの程度
(20D シグマAPO50-150 150ミリ F6.3 1/1000秒 ISO200)
午前中のイベントが終わり
格納庫に展示機体を撮影がてら昼飯を調達
レンズはEF-S17-85mm
標準ズームは、せまいところではやはり便利
(40D EF-S17-85 20ミリ F5.6 1/60秒 ISO400オート)
この写真撮るにも人ごみ掻き分けないと撮れません
(40D EF-S17-85 33ミリ F16 1/400秒 ISO400オート)
11:30 ブルーインパルスを待つ人々
総司令部
昼飯は、すんごく混んでてなんでもいいやという気分で空いてる店で「オムソバ」と「フランクフルト」を調達
席に戻って、ブルーインパルスを待ってる間
40DにシグマAPOをつけてもらって絞り開放で試し撮り
(40D APO50-150 89ミリ F2.8 1/8000秒 ISO200オート)
さすがにF2.8だと、感度はオート感度は200になるようです
(40D APO50-150 134ミリ F2.8 1/8000秒 ISO125オート)
さすがに被写体までが遠く、F2.8の開放程度じゃ背景はボケませんでしたね
さて、天候は、ますます回復基調で、いよいよブルーインパルス
40Dの9点クロスAFの精度と覚えたてのマニュアル無限遠を駆使して、秒間6.5コマ
やったねバッチリ!拓海君
(40D タムロン28-300 300ミリ F11 1/800 ISO400オート)
でも、85ミリで捉えたこの写真が好き
(40D EF-S17-85 85ミリ F14 1/500秒 ISO400オート)
というわけで、ほかにもいい写真があるんですが、今回は長くなりすぎたので割愛
ショーが終わって帰る人たちの波はこれまたものすごい
とりあえず牛丼食べて
この列に合流して電車に乗りとりあえず池袋へ
重かった自分の機材
慣れないおっさんには、くたびれました
なお、帰りにふたりで池袋でお茶して、ビックカメラで次なるレンズ選びの下見
おねいさんに、レンズ見せてもらって、もう一本気になる広角ズームのEF-Sの10-22ミリ
拓海くんとしても、タムロンレンズとEF-SのIS、シグマAPOのF2.8ズームを撮り比べた一日で、ISの恩恵とUSMとAFの速さ、開放F値の明るいファインダーのよさが分かったらしく、寄り道しないで、目標はコレに決定
重そうだけどね
次回は40D v.s 20D の予定
お仲間ができてよかったですねー。最近描写性能の高いレンズばかり導入しちゃったので70-300mmISの描写に不満を強く感じるようになってきちゃいました;;やばいなー、また出費だわ~。
by どりさま (2007-11-08 01:42)
この青年は、飛行機好きだったみたいで航空ショーは、ちょうどよかった
私もひとりじゃいかないですしね
つばめに比べると、音速ジェット機もファインダーで捉えること自体は楽チンでした
気の利いた飛行機の撮り方ってのが、まったくわかりませんでしたけど
個人的には、青空をバーンていれて広角で撮りたかったですかね
by bebe (2007-11-10 01:01)
お疲れ様~。 すごい人の数で本当に大変そうですね。
by luka (2007-11-10 01:08)