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HV10 画質モード [HDV(Canon)]

キヤノンivisHV10

縦型でやや太めのボディ

手持ちではお世辞にも持ちやすいとはいえないし(だから後継機種のHV20もHDDも普通のタイプなのかな?)、マイクの位置も性能もいまいちなんですが、三脚つかってフィックスで撮った風景の映像は、FX1、FX7と肩を並べる(以上かも?)の一級品

そもそも解像感に関しては、我が家の32インチHDトリニトロンのブラウン管の家庭用モニターレベルでは、適度な絞りでフォーカスが合ってさえいれば、HDVカメラの違いはなかなか見分けがつかないもんですが、D端子からダイレクトにRGBコンバーターで変換したPC用のマルチスキャンモニターでみてみると、解像感の違いとノイズは見えてきます。

できれば50インチクラスのフルハイビジョンパネルの固定画素モニターでも見比べてみたいもんですが、とりあえずHV10に関しては、写りはFX1、FX7と同等レベルかそれ以上

SONYが軒並み1/4インチにイメージャーをサイズダウンさせて、さらに感度を稼ぐために斜め配列のクリアビットで画素数と感度を維持してきたのに対し、正統路線のベイヤー配列・1/2.7インチのCMOSを積んできたHV10には、キャノン陣営の心意気を感じてしまいます

できれば、ズーム比率を8倍程度に留めて、広角側をもう少し広くしてくれるともっとよかったなあと思うものの、倍率で負けるわけにはいかないんでしょうからしかたないのか

20Dを持ち歩くようになって、FX7の出番が減ってきたこともあり、小型のHV10については、気軽るに持ち出して、スナップ用ムービーとして、しばらく画質モードやマニュアル調整などのコツをつかみながら楽しんでみたいと思っています

HV10の画質モードについては、「標準」と「くっきりカラー」と「すっきりカラー」のほか「美肌」「ソフト」があり、コントラルストと明るさとシャープネスを調整できる「カスタム」があります

「くっきりカラー」は、液晶モニター上でも彩度が上がっているのがよくわかりますが、「標準」と「すっきり」の違いは微妙です

 


あんまり参考になりませんが軽井沢で撮った映像からキャプチャー素材で比べると

 

フルオート

マニュアルモードの「すっきりカラー」、ホワイトバランスは「太陽光」

トリミング
ホワイトバランスが違うので違いはわかりにくいんですが、「すっきりカラー」は輪郭強調がなく、彩度もわずかに低めです



逆光気味の葉っぱを「すっきりカラー」で

彩度はもう少し高いほうが紅葉にはいいんでしょうが、個人的には好みの画です

また、コントラストが下がってるせいか、影の部分の階調も残っています


KissDや20Dではほとんど不満のない、キヤノンのオートホワイトバランスも、あとで調整の効かない動画に関しては積極的に、「太陽光」と「曇り」と「日陰」はつかいわけ、人工光に関してはオート任せにするのが無難

この点、FX7のようにホワイトバランスの調整が専用ボタンとダイヤルで、調整できプリセットとしてメモリーできるのとは使い勝手の点で差がでるのはいた仕方ありませんけどね


タグ:HDV HV10
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