「究極!?」の運動会ビデオ撮りサポーター ツインポッド+グリップ雲台 [HDV(HDR-FX7)]
三連休の中日。
くそ暑いなか、高校3年の姪っ子の体育祭にビデオを持っていってきました
撮影機材
HDR-FX7とケンコーのツインポッド(二脚)+スリックのグリップ雲台(AF1100)
たいしてアクセスもないブログではありますが、高校生行事なので撮影素材の掲載は自粛します
はじめに運動会とビデオ遍歴
自分の場合、ビデオの歴史と姪っ子の学校行事は深いかかわりがあります。
幼稚園に上がる前のバレエの発表会から幼稚園、小学校の行事を重ねるたびにビデオカメラが入れ替わり、撮影のテクニックやノウハウを培ってきました(おおげさですけどね)
はじめはモノクロCRTのビデオ8からDV時代。そして、HDVと、数えてみるとメインカメラだけでも6台を乗り継いでいます
いまのように液晶モニターがない時代のHi8カメラの頃には、カメラからモニター用の液晶にケーブルだしてみたり、脚立をひっぱりだしたり、一脚をつかってたりいろいろやってきましたが、今回あらためて感じたのは、こどものビデオ撮影で一番重要なのは、写りでも水平でもなく、「こどもが写っていること」
この点では、ファインダー「生命線」です
そのうえで、大画面&高解像度のHDV時代になり、手ブレや水平が気になるようになると、被写体を見失わないファインダー性能と、安定性と不意の撮影ポイントの移動に対応できる適応力がキーとなります
おおげさにいえば、この完成形が、「ツインポッド+グリップ雲台」・・・・
・・・のはずなんですが、正直なところぶっつけ本番だけあってけっこう苦労しました
ツインポッド+グリップ雲台
構造的な問題で、ツインポッドの脚の広げ方や載せ方によっては、荷重をかけるとベース部分が傾いてしまうのが最大の泣き所
二本の脚を広げて安定したところで、カメラの水平を取りますが、ここでグリップ雲台の操作性が生きてきます
雲台そのものに水準器があるのも使いやすく、ここで水平を出してやれれば、あとはカメラネジの部分のトルクを開放してやれば水平を保ったままパンができます
なお、このツインポッド
・・・・首にまわすとよくみかける首もみ健康グッズのように使え、腰の挿すと「警棒」のようになります(^^)
また、今回は高校撮影なので「怪しまれないように」なるべくの軽装モード
Tシャツ・ジーンズにカメラと肩から水筒スタイルです(^^)
「究極」ツインポッドの威力
さて、一脚は、そもそも手ブレを防ぐことが目的ではなく、重い望遠レンズをつかうときの「支え」であり、せいぜいシャッターを押し込むときの垂直の手ブレを押さえる範囲までをカバーするってのがホントのところでしょうが、二脚になると話は違ってきます
脚を左右に広げれば、パン方向の手ブレはほぼ消すことができるし、前後に開けば、前後のブレ(焦点距離)を消してくれるのでマクロ撮影時などでも有効なはずです
・・が、さすがにビデオ撮影で740mm相当の望遠でグラウンドを動きまわるこどもを追いかけるのはきつかった
家にもどって撮影テープを再生しても、ところどころ、ツインポッドの水平が崩れて、テープを回しながらグリップ雲台で補正しているシーンがわかります
三脚同様レベルの「究極」には、もう一段、別の対策が必要ですね
ただ、三脚とリモートと違って、カメラ本体のズームレバーが使えるのは大きな利点なので、風景撮影には向きませんが、こどもイベント用としては、いまのところベストなサポーターグッズであることは確かだと思います
なお、もうひとつ今回の敗因は、撮影場所が確保できなかったこと
高校生だってのに、親の多いこと
しかも、父兄席らしところは少なく、レジャーシートを敷いて陣取っている親は少なく、みんな立ってみてたりビデオまわしてたりしてます。
おまけに、女性がやたらに日傘をさしてるのが、小学校や幼稚園と違うところで、とてもじゃないけど人様の後方からビデオ撮影なんてできません
けっきょくのところ、前にひとのいないグラウンドの横のほうへ移動して、ツインポッドの脚を短くして脚を広がりを押さえたせいで、カメラの位置が低くなってたせいで水平維持にひと苦労・・・
さらに、暑さのせいでメガネ用のアイカップに汗で蒸れて、目が汗まみれになり、まあ暑いのなんの
プロがやっているようにアイカップに汗を吸うためのパッドを用意しとけばいいんでしょうが、毎回忘れるんですよね
おまけ
今回の撮影スタイルは、身軽にしようとひさしぶりにFX7にショルダーベルトを装着
VX1000時代に買ったものですが、VX1000以来のハンドルグリップのあるカメラにはショルダーベルトはつかってこなかったのですが、この日はいちおうGRをぶらさげていったので、両手がつかえるようにしました
いっぽうで、GRのストラップを上2点吊にしたりしましたが、ケータイといっしょにぶらさげると重いしぶつかる
ものが増えるといろいろ面倒になります(ケータイはジーンズのポケットへ)
かぶっていった目玉おやじ帽子も、デジイチのときにはじゃまになりますがビデオだと気にならないのは何故かしらん?
けっきょく、ツインポッドはいらぬ苦労があるので、持ち運びが楽なカーボンの軽量三脚を調達したほうがいいのかも?
やらしいな~。
姪っ子の運動会と聞けば、アットホームだけど、それにかこつけて、本音はブルマー女子高生のビデオ撮影ってとこ?
まあ冗談ですけど。でも姪の撮影なんだって思えば、大手を振って撮影は出来ますね~。しかし、その位の年頃だと、撮影なんかしたら、逆に姪御さんに嫌がられないのかな?
そういう自分も、明日は、知人の娘の運動会撮影なんですw
限りなく他人に近い小6(黒木メイサ似の美少女)で、FX7撮りですよw
by ヒマジン (2007-09-23 10:51)
いたづら書き込みかと思いましたよ
応援合戦のリーダー役の姪御からのリクエストなのでビデオ出動
中学生あたりから撮っててもおもしろくないんですよね
学校側も、父兄用にパス発行とかしたほうがいいんじゃないかと思うんですが、生徒運営の自主性を重んじる公立高だからでしょかね??
運動会に限らず、FX7は周りの人が何を撮ってるのかわからないくらい望遠が効くので木によりかかって安定撮りとかすると怪しむ輩がいますからね
ファインダーオープンにして三脚撮りがベストでしょう
by bebe (2007-09-23 11:44)
ここまでやるか、ってぐらい頑張ってますね。
自分はいつもビデオで撮るか、カメラで撮るか、を迷います。
今年の春は自分はデジイチ(一脚)で、ビデオ(手持ち)は嫁さんに
任せましたが、デジイチが難しくて後悔しました。 本当は、撮るのは
誰かに任せて、自分は肉眼でしっかり見ておきたいのですがね。
by luka (2007-09-24 01:13)
FX1の頃は、時間の経過とともに重さに絶えられなくなりいろいろやりましたが、FX7になってからはテレ端を多様するようになった分だけ別の意味でブレ・ゆれ対策が必要になってきましたから手軽な方法を思案してるってところです
一脚は重さ対策いはいいけどビデオにはあんまり向きませんね
また、イベントに限らず、ビデオのほうが大画面で観られるし、状況説明も「しゃべり」でいれちゃうので、じいちゃん・ばあちゃんに見せるには一番です
なので必然的にビデオは自分が撮ることになります
WMVの720Pあたりのストリーミング動画にエンコして自宅サーバーから郷里の実家にその日に送れるのがいまの時代のいいところです
が・・・デジイチのズームレンズをつかいだすとファインダーの差が歴然ですね
運動会やスポーツのスチルはカメラのAF性能やレンズ性能がものいいますね
by bebe (2007-09-24 10:57)